もし、無料で1日5分で済み、あなたのトレードのやり方を良くできる、たった一つのことがあると言われたら、やりますか。 それは実在します。トレード日誌です。ノート(または表計算シート)に、自分のトレードと、そのときに考えていたことを 書き留めるものです。退屈に聞こえます。でもこれこそ、失敗から学ぶ人と、気づかないまま千回同じ失敗を繰り返す人を分けるものでしょう。
それは損益計算書でも、証券会社がすでにくれる履歴でもありません。それらは数字です。日誌は別物で、各数字の裏にある なぜです。あなたが負けたことは証券会社も知っています。でも、ニュースの5分前にFOMOでエントリーしたから負けた、と 書き留められるのはあなただけです。この後半こそがあなたを上達させます。
難しくしないこと。日誌が面倒なら、一週間でやめてしまいます。トレードごとにこの四つを書けば、価値の9割は手に入ります。
ここに魔法があります。そして魔法ではありません。記憶の仕組みです。熱くなっているとき、頭は言い訳をこしらえます。「相場が変だった」「運が悪かった」。 でも書き留めれば、その言い訳は日付つきで文字として残ります。そして20回分のトレードをまとめて見返すと、パターンがはっきり目に飛び込んできます。
すると急に、こんなことが見えます。「金曜の午後はほぼいつも負ける」「調子がいい日はトレード数が少ないときだ」「ストップを動かすたびに結果が悪くなる」。 こうした事実はどれも、一回一回のトレードでは見えません。書き留めて、まとめて見るときにだけ現れます。書くことは、漠然とした感覚を、あなたが対処できるデータに変えます。
書くだけで振り返らないのは、ギターを弾く自分を録音して録音を一度も聞かないようなものです。学びが起きるのは振り返りです。多くは要りません。
週に小さな改善を一つ、続ければ、数か月後には巨大です。そしてすべては日誌から出てきます。
有料アプリは要りません。表計算シートかノートを開いて、この列を作ってください。
これだけです。次にするトレードから始めましょう。完璧である必要も、きれいである必要もありません。続くことが必要です。 ずっと続けている不格好な日誌は、途中でやめてしまう美しい日誌より、限りなく価値があります。
日誌は戦いのあとの師です。何を直すべきかを教えてくれます。でも相場の真っただ中、感情が支配しているときには、その瞬間に働くものが要ります。 だから日誌は、熱くなったあなたを止める自動リミットと組み合わせると、いちばんよく効きます。一方は時とともにあなたを賢くし、 もう一方は今日のミスを避けさせます。二つそろえば、倒しにくいチームです。
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